おはようございます
内藤です
週末は台風凄かったですね
台風のニュースが多い中
素晴らしいニュースも入ってきました
ノーベル医学生理学賞
本庶博士が受賞されました
何の研究なのか
詳しくは分からないですが
ガン治療に大きく貢献する基礎研究をされているとのことですね
そんな誇らしいニュースの中から今回のテーマ
第9回のテーマは
「教科書を疑え」
本庶博士の受賞会見で
「教科書が全部正しいんだったら、科学の進歩はない」
と言っていました
ズシーっと響きました
素晴らしい方です
素晴らしい言葉です
「教科書を疑え」
教科書に書いていることを
鵜呑みにせず
本当にそうなのだろうか
と、自分の目で見て確かめる
これは素晴らしい
「学び」の本質です
学問の学問たる所以
その本質は「問う」ことです
命題に対する
事象・現象に対する
「問い」こそ学びの出発点であり、学びそのものです
アインシュタインも繰り返し訴え続けました
「学び」「教育」のあるべき姿は
知識の詰め込みではなく
独立思考する個人のトレーニングでなければならない、と
本当にそうなのか
この場合はどうか
もっといい方法はないか
疑い、問う姿勢を持つことが
思考を深めることになります
「教科書を疑え」
難しいですが大切な視点です
ブッダは
私を疑え
とさえ言い放ちました
疑って疑って、さらに疑い
それでも残る何かがあれば
それを初めて信じよ、と
深い考察です
しかし、身近でも
テニスのレッスンでもあります
コーチの教えさえ
常に正しいとは限りません
道具の進化や時代によって
対戦相手や状況によって
打ち方や考え方も変わります
「フォアの左手を出しなさい」
本当か?
いつもそうすべきか?
そもそもなぜか?
出し方は?
その問いの視点を持つことです
とは言っても
批判的になり過ぎて
全く言うことを聞かないのも違います
素直に「はい」と
やってみること
疑問を持つこと
このバランス感覚が必要ですね
本庶博士のノーベル賞受賞を機に
思いがけず素晴らしい言葉に出会えました
「教科書を疑え」
この命題すら疑って
「いや、教科書を疑っちゃダメでしょ」
ということについて考える・・
ややこしいですね・・
今日は「問い」を持ってみよう!
なぜ?
どうして?
本当にそうか?
誰の何のために?
問い、見つめ直すことこそが
人生を有意義にする道かもしれません