おはようございます
内藤です
第80回のテーマは「学び方」
昨日ね
お客様に
内藤コーチの以前のブログを読んでいたら
感心させられましたよーって言われたんです
何のかなと聞いたら
学ぶ側の姿勢について書いたもの
自分でも読み返したのですが
なかなかいいこと書いていたので
今日はそれを引用
以下、2017年10月27日
ブログ「ケイコとマナブ」より
(八王子校でのレディース上級者レッスンについての話から)
いい感じなんです
自分で言うのも何ですが
なかなかいいレッスンです
でもこれは私側の問題ではなくて
受ける側
生徒さん側によってレッスンの質が相当上がっていると感じるんです
まだまだ足りないところもあるものの
学び方が上手なんです
テニスもね
ある程度出来るようになったらそこの差だと思うんです
中級でね
ショットはそこそこ出来る
ダブルスの動きや形も理解している
でも勝てない・・
だからレッスンをたくさん受けて
いろいろ教わって・・・
でも勝てない・・・
こんなにレッスン受けてるのに・・・
学び方なんだと思います
テニスが下手なのではなくて
学び方が下手なんです
昨日、レッスンをしていてつくづくそう思いました
中級の方はね
私たちの教えを受け取る器に問題があるんです
コーチの教えを水に例えた場合にね
コーチが注ぐわけですよ
皆さんの器に
こうですよ、ああですよ
こうしちゃだめですよ って・・・
器に問題がある方は
底に小さな穴が開いてるんです
注いでる時は溜まっていくのですが
ちょっとしたら空っぽに・・・
というだけならいいのですが
話はそう単純ではなく
器の選び方、持ち方、水の注がれ方に
大きな問題があるんです
まずね
ダメな人ほど大きな器をチョイスするんです
それを両手で抱える
それで
はい、どうぞ
どうぞコーチ、ここに水を注いでください
だってお金払ったじゃないですか
さぁ、どうぞ! って・・・
でもね
底に穴が開いてるから
なかなか溜まらない
もっともっとって水(アドバイス)を求めて
いつしか目的がね
その器を満タンにすることになっているんです
その水をどう使うかという
本来の目的などどうでもよくなっているんです
それでちょっとしたら
器の水は漏れてなくなるので
またレッスンに来て水を注いでもらう
・・・
上手い方々はね
そもそもの考え方が違うんです
まずは器ね
綺麗でも豪華でも
そして特に大きくなどないんです
ただしっかり、穴やひびなどがない器を持っているんです
持ち方にも大きな差があります
両手で抱えて、さあどうぞってしていません
片手で持ってるだけです
もう片方の手は
その水をどう使うかの為に空けてあります
注がれる水を
「使う前提」で
注いでもらうのです
いや注いでもらうという意識よりは
コーチに付いている蛇口を自分でひねりに来て
水を注ぐといったイメージです
そしてそれをどう使うかを考えているのです
アウトプットを意識して水を注ぐのです
目的はアウトプット、どう使うかです
先ほどのダメ人間は
目的自体がインプット
インプットのためのインプットをしている感じです
教わることを目的としてレッスンを受講する者と
教わったことをどう活かすか、を明確にビジョンしながら受講する者
差が開くばかりなのは明らかですね
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とまあ、こんな感じ
いやー、何だか知らないけどいいこと書いてますよね
自分のレッスンの能力不足を棚に上げて
受ける側のお客様の問題に転換するという・・・
いい政治家になれそうですね・・・
でもね
テニスで試合に勝つんだ
より成長するんだ
という人にとっては教えを受ける姿勢
学ぶ心構え
ここが大事なのは言うまでもありません
今日は読書デー
本でもネットの記事でもチラシでもOK
知識や情報は身に付けるもの
ではなく
自分が使うもの
として読書をしてみましょう!