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攻撃

おはようございます
内藤です

第37回のテーマは「攻撃」

今日から始まるスクール第5期
期のテーマが「攻撃」
今週のテーマのフォアのライジングについてはまた明日

まずはそもそもの攻撃
テニスにおける攻撃とは何か?
ここを理解しておくことが肝心です


攻撃

いろいろなパターンがあります

深く打ったり
速いボールにしたり
走らせたり

相手によっても変わってはきますが

テニスに限らず
ほぼ全ての対人競技や対戦形式における攻撃

その基本は

相手の時間を奪う
ということです

時間がなくなると
動作の質が落ちる
判断力が悪くなる

相手の時間を奪うことに成功すれば、その勝負には勝ったも同然


なぜ時間を奪うことが有効か

効果的な守備が出来ないからです

テニスで考えていきましょう

強く打ったり
速いボールを打ったり
コースをついて走らせたり

どれも有効ではありますが

今から打ちますよーと言って
相手に準備する時間を与えると、普通に返されたり、カウンターが飛んでくることもあります

今はラケットの進化によって、ボールに届きさえすれば返球が容易ですからね


時間を奪うとどうでしょう

ボールの質が悪くても
例えば、相手の打ったボールをネット際で返し続けると、相手は相当追い込まれます

というより
ちょっとコースをつけば
すごいいいコースでなくても
いいボールでなくても
あっさり決まるでしょう

返せたとしても
何の準備もしていない状態なので
カウンターになったりすることもありません


つまり最大の攻撃とは時間を奪うこと
「早く」プレーすることです

「早く」打つことであって
「速い」ボールは必ずしも必要ありません

早く打つので
当然こちらのボールの質も完璧にはなりません

自分のボールを完璧にしようと思って
時間をかけて打つと攻撃にはなりません

「タメ」を作らずに打つことが大切です

しっかり体を使って打たない
ことも要求されます

普段している、いわゆる「いいボール」を打つ動作をしないということです


サッカーで言うとね
フォワードがゴール前に走り込んでシュートを決めるイメージです

そんなにすごいタメて打たないです
そんな時間ないですし

パッとタイミングよくゴール前に入っていって
ボールに合わせて
キーパーのいないところに流すだけです

キック力など必要としません

少し話はそれますが
サッカーで一番キック力があるのは断トツでキーパーです

その次はディフェンダーです

守備の選手ほどキック力は強いです

当たり前ですね

自陣から遠くにフィードしてリスクを回避しないといけないですからね


テニスも同じです

守備の時の方が
パワーが必要です

攻撃に必要なのは
スピードです

ここを強く頭に入れて
今期のテーマ「攻撃」に取り組んでみてください


今日は「クイックネス」デー
質の良さは求めず、パパッと動いてみましょう
頭の回転も早くなって、テニスのプレーにも役立ちます!