おはようございます
内藤です
第176回のテーマは
「バックスライス(足元)1ヶ条」
今週のレッスンテーマ
バックハンドスライスのショートバージョン
ボレーヤーの足元に沈めるスライスです
まあ、毎度言いますが
フォアの時と一緒です
読み返しておいてください
では、さようなら
でもいいのですが
違った視点のアドバイスも書いておきます
3ヶ条もありません
そう
1ヶ条です
バックハンドスライスを短く打つために
最も重要なこと
心して聞いてください
いきますよ
それは・・
「センス」です
えっ?
ってなりました?
何それ?って
いや、ほんとなんですよ
スライスを短く打つ
柔らかく打つ
体の使い方
ラケットワーク
これももちろん大切ですが
やはり一番は
タッチセンス
どれくらいの感じでボールに触るか
どれくらいスイッとさせるか
もはや理屈ではありません
感じです
雰囲気です
センスです
センスがものをいうショットなんです
我々は上手いですよ
センスがありますから
皆さんはどうでしょうね
う~ん・・
何か感じ悪くなっちゃいますが・・・
下手でしょうね
だってセンスがないんですもん
・・・
ほんとすみません
でもはっきり言っておいた方がいいと思いまして・・
でもね
だからといって諦めなさい
ということではありません
確かにタッチセンスはよくないでしょう
センスがない
だからどうしようもない
ということではないんです
スポーツに限らず何でもそうですが
センスとは
後天的に身に付けていくものなんです
最新の感性工学の研究でも
センスはこう定義されています
「センスとは情報量に比例する」
センスとは知識や情報の産物です
経営センスや仕事のセンスがある人は
よく本を読んでいるのです
そしてよく人と話をするんです
情報量が多いんです
スポーツで言うところの情報量とは
練習量やよく見るということ
タッチセンスがある人は
そういう遊び的な練習を多くしているんです
プロの華麗な技に心を奪われて
何度も何度も見て
何度も何度も真似をしてきたんです
だからセンスが備わっているんです
センスがない人は
センスを養う練習をしていないだけなんです
ごちゃごちゃと
ここをこうすればとか
このときのラケットの角度はこうか
などと頭でっかちなことばかりなんです
こんなもんかな
もうちょいこういう感じか
もっとフワッといくか
そんな「感じ」を試行錯誤する練習をしてこなかったのでしょう
それではセンスは磨かれません
情報量が少ないわけですから
あそこにこういうボールを打つ
それをイメージすれば
あとは雰囲気で近づけていくだけです
肩がどうとか
左手がどうとか
そんなことは気にしない
子供はそんなこと気にしません
だからセンスが養われていく
だからどんどん上達するのです
センス
スポーツでも何でも
重要な要素です
センスがないことは
悲観することではありません
今からでもセンスはどんどん磨かれます
センスを磨くための情報
そして練習の意識
ここをしっかり押さえて
センスのある人になっていきましょう!
今日は情報収集
本をたくさん読んで
色々な人と話をする
そういう積み重ねが
ここぞの場面で「勘の鋭さ」となって発揮されるのです!