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スライスサーブ3ヶ条

おはようございます
内藤です

第188回のテーマは
「スライスサーブ3ヶ条」

今週のレッスンテーマ
スライスサーブ

サーブの中では一番容易な球種ですね

グリップにもよりますが
トスの位置さえ気を付ければ
楽に打てます

体への負担も少ないですね

回転をかけるので
しっかりスイングしても
入りやすい

バウンド後にそこまで弾まないので
リターンで叩かれにくい

メリットが多いので
よく使うサーブです

デメリットとしては
回転をかけるので
スピードが出ない

と思われがちですが
上手く打てばキレやスピードも確保出来ます

ファーストでもセカンドでもよく使う
サーブの基本球種になるので
コントロールも含め
しっかり身に付けたいですね

では

スライスサーブ3ヶ条


1.スリークウォーター

スリークウォータースイング

野球のピッチングでよく出てきますが

オーバースロー

サイドスロー
の間くらい

サーブにしては
若干横振りにするくらいの感覚です

当然トスの位置は右寄り(右利きの場合)

打点は低めでいいです

ダブルスだと距離があるので
低空飛行で飛んで行って
滑らせていくイメージでいいでしょう

注意点は一つ

スリークウォーター気味にすると
インパクトでラケットが寝てしまいやすいです

右腕は斜めでよいですが
ラケットはインパクト時に立っていること

ボールの右側に
ラケットが立った状態で
入っていくこと

これが重要になります


2.右から左ぃー

スイングもボールも右から左です

体も右から左

積極的にボディターンを使います

ボディターンと同時にスイングしてもOK

先に体を回して
後から腕をしならせるように
スイングしてもOK

結果的に
スイングと同時に右足が回ってくる

打った後に右足が前に来ていてもOKです

これも注意点は一つ

サーブに限ったことではないですが

体を回す
ボディターンを積極的に使うと
ラケットヘッドが遅れやすくなります

サーブだと
やはりラケットが寝た状態でインパクトを迎えて
ボールが浮いてしまう原因になります

ボディターンをするときも
インパクトでラケットが立つ

ラケットヘッドが遅れ過ぎないように気を付けましょう


3.打点高め ボディターン抑えめ

1と2の逆です

これは応用ですね

ファーストで使う時
キレやスピードを残したい時のやり方です

1と2のスイラスサーブは変化球

ボールが曲がって滑る
それでいて入りやすい

でもスピードはそこまで出ない

体とラケットを長ーく使いますからね

スピードを出す場合は違います

曲がり幅は少ないけど
スピードが出てクッと滑る

そんなキレのあるスライスサーブ

キレやスピードを出す場合

重要になるのは
ラケットヘッド

ラケットヘッドをいかに走らせるか

横振りにしたり
体を回したりすると
ダラーンと長いスイングになって
ヘッドスピードが上がりません

キレを出したい時は
トスも通常の位置
(ほんの少しだけ右寄り)

インパクトでボールの少しだけ右側を打っていけば
スライスになります

ヘッドスピードを上げるために
ボディターンをインパクトで止めます

グワーっと打ちにいくのですが

インパクトの時に
左肩と顔を残す

体の左サイドの壁をキープしたままスイングします

そうすることで
ラケットヘッドだけが前方に走ります

フェデラーのフォアハンド
顔を残して打つフォアハンド
のようなイメージですね

これは体を最後まで回さないので
結果的に右足は後方に跳ね上がってフィニッシュ

体の右サイドが前に来ないはずです


大幅に曲がる変化球というボールにはならないですが

上手くボールの右側を切っていくように打てれば
キレとスピードのある
クッと滑るスライスサーブになります

まあ、難しいですけどね・・


以上3ヶ条

基本的には1と2が出来ればOK

ダブルスではスピードより
リターンでカウンターを打ちにくい
嫌な変化球の方が効果的なことが多いです

ペアの前衛がポーチに出やすくなりますからね

あまりスピードがあると
ストレートやロブの対応が面倒になりますからね


変化とコントロール

まずはここをしっかり出来るようになりましょう


今日は変化球
仕事にも家事にも会話にも
いつもと違う変化を付けてみよう!
子供に敬語で話してみる
例えばそんなことで
新しい発見や楽しいことがあるかもしれません