おはようございます
内藤です
第106回のテーマは
「令和」
決まりましたね
かっこいいですね
荘厳な歴史を背景にまといながらも
どこか現代的で新鮮
元々大和言葉には少ないラ行から始まる3音
国際的な雰囲気まで漂わせています
素晴らしいですね
万葉集が出典とのことですが
令月って万葉集からきていたんですね
知りませんでした
万葉集というところが
またいいところを突いてきますよね
昔の歌集の中で唯一ですよね
様々な身分、それこそ庶民に至るまでの歌が収められているのは
国民一人一人の元号ですよ
元号もまた国民の象徴ですよ
というところでしょうか
元号の意味合いも変わってきてますね
そもそも元号って
時の支配者(天皇なり武家なり)が
その支配が「場所」だけでなく「時間」にも及ぶ
ということで付けられてきたんです
これは東洋・西洋問わずそう
庶民からしたらあまりよいイメージではないですね
でも今は違いますね
一応形としては国民主権
国民一人一人の日本です
元号もまた国民一人一人のもの
万葉集からの出典ということは
そういう意味合いもあるのだと思います
令の字は本当に意外でした
本来は良い意味のある字ですが
やはり命令や律令など
厳しくどこか冷たいイメージのある字ですからね
でもね
私の予想も惜しかったんです
尚の字が入るかな
と思っていたんです
令の字も
尚の字も
神への祈りを捧げる象形です
まあ、そういう字って他にもありますけどね
令和
平成と同じく
平和で素晴らしい時代になって欲しいですね
あと1ヶ月ありますが
平成は本当に素晴らしい時代でした
自然災害や大きな事件などもありましたし
人によっては不遇の時代だったということもありましょう
しかし
しかしです
なかった
あの忌まわしき「戦争」が
近代史以降初めてです
明治も大正も
そして昭和の時代も
日本は戦争に手を染めてきました
その教訓を活かしたのでしょう
あるいは
平和ボケ
アメリカに骨抜きにされてしまったのでしょうか
大いに結構です
戦争さえなければ
人は人として生きて、そして死んでいけますからね
まあね
南スーダンでの平和維持活動に武力行使が伴っている
等々
広義で言うと戦争に加担している
という見方もありますし
世界的にはまだまだ争いが絶えません
令和の時代
日本だけでなく世界的にも平和が訪れてほしいですね
平成の時代はまた
緩やかな時の流れでもありましたね
これは昭和との比較から来るのでしょうか
昭和が長く、そして激動でしたからね
昭和初期にはまさか見当も付かなかったでしょう
昭和の終わりには
高層ビルが立ち並び
テレビや冷蔵庫などの電化製品が溢れ
車や新幹線
そして巨大旅客機で人々が世界を行き交うことなど
昭和は革新、変革の時代でしたね
平成もネットや人工知能など
色々と時代が進みましたが
昭和の変革を基盤としたもので
大きな、圧倒的で新たな
時代の流れが起きることはありませんでした
だからでしょうか
平成は何か「心」の時代でした
人々の関心や
行動の軸
そもそもの価値観
これが
昭和の「ヒト・モノ・カネ」から
「心」へ移行していったのでしょう
まあ、当然ですね
昭和はそんな余裕はなかった
戦後の復興
経済拡大
国民全員ががむしゃらにモノ作りに励んで
生きていくのに精一杯でしたからね
とても「心」などに関心を向ける余裕がなかった
そう思うと
やはり今は平和な時代です
まあ、それが幸せかどうかは分かりませんけどね
令和の時代
一体どのようなことが起こるでしょうか
しかし大事なのはそこではない
令和の時代
一体どのようなことを「起こす」でしょうか
時代はどうあれ
私がどうすべきか
何をなすか
本当に大切なことはそっちですからね
今日は平成を振り返ろう
この30年の自分の為したこと
その生き様を振り返って
新しい令和の時代に思いを向かわせましょう!