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メルマガ『reborn』バックナンバー

宙船

おはようございます
内藤です

第121回のテーマは「宙船」

ゴールデンウィークはいかがでしたか?
ハワイですか?
やっぱりワイハですよね?

10連休なんてめったにないですからね

まあ、本当に10連休の人がどれほどいたかは分かりませんが・・・

私ですか?

10連勤ですよ

カレンダーに逆らうのが私の生き方
政府が決めた日程などに左右されない
私の休みは私が決める
私の仕事のスケジュールは私が決める
これが私の生き方、その流儀です

・・・

うわ、不必要にかっこいい・・・

NHKのプロフェッショナルのオファーでも来ないかな・・


でね

今週のrebornはGWイベント
そこでの気付きや発見を書こうと思います

まずはやはり
ジュニアキャンプ

2泊3日で行ってきました
山中湖に

怪我やトラブルには気を遣いますが
今回も無事に楽しく終わりました

今回はね
小学2、3年生の子が多かったんです

お泊りが初めて
お母さんが一緒じゃないと寝られない
夜泣きやおねしょが心配
不安になって帰りたがるのでは・・

参加させるかどうか
親御さんも悩んでいました

でもね
行ってみるとどうでしょう

全くです
何の問題もない
ノープロブレム過ぎて笑えるくらいです

何の心配してたん?
いざ行くとめっちゃノビノビ

むしろ親御さんがいないからこそ
ノビノビしちゃってますからね

そうなんです

心配無用なんです

子供は親が思っているよりずっと強い
ずっとしっかりしている
何とかしていくもんです


親の過保護や過干渉などとよく言われますが
この件もそうでしょう

この子大丈夫かな
迷惑にならないかな

それもやはり過干渉
親のエゴの表れです

親御さんの中に少なからずあるのです

「この子は私がいないとダメだ」

その感じが子供に伝わると
「わたしはお母さんがいないとダメだ」
と子供側が思ったり

お母さんがそう思っているから
お母さんの前ではダメな自分を演じる
甘えやぐずったりなど
そうすることで
「お母さんの期待に応える」ということを
子供側がするようになるんです

実は子供が気を遣っているんです
親に


「この子は人見知りなので」

それを聞いた子供は頑張って人見知りになっていきます

お母さんを嘘つきにさせるわけにはいきません


「この子はまだ心配なので」

頑張って心配を与える言動をします


でも親御さんがいなくなると
そんな期待に応える必要はなくなります

本当にノビノビしています

これは普段のレッスンでもそうです

親御さんが見ていると
「手のかかる自分」アピールをするんです

ミスで落ち込んだりイライラしたり

親御さんが見ていないときの方が
何の問題もなくやっています


これはね
だからと言って親御さんが放置すればいいというわけでもありません

親の過干渉はよくないですが
無干渉、無関心もよくないですから

「今日のレッスンはどうだった?」
「キャンプ楽しかった?」

と子供に興味を持って聞いてあげる
話をしてあげるのは大切なことです


でもね
やはりそれが度を超して
過干渉になってしまうと
子供の成長の足かせになってしまうことがあります


かわいい子には旅をさせろ

とはよく言ったものです

山中湖に行くキャンプも旅ですが
人生とはそれそのものが旅です

子供が人生という旅を
楽しく力強く進んでいくために
ある一定の距離を保ってケアやフォローをしていくことが大切ですね


そして自分自身もまた
人生を旅する
自分の力で切り開いていく

そういう姿を子供に見せていくべきですね


今日は宙船
今日という一日を旅しよう!

その船を漕いでゆけ
お前の手で漕いでゆけ
お前が消えて喜ぶ者に
お前のオールを任せるな

自分の船は自分で
子供の船は子供にオールを任せましょう!