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ラストリゾート

こんにちは

内藤です

 

今朝、イベントレッスンをしたんです

試合に出ている人を対象にしたイベント

「勝つためのラストリゾート」

 

そう、最後のリゾート

こんな世の中だから最後くらいは何もかもを忘れてリゾートへ・・

 

ってことではなくて・・

それだと意味不明ですからね

 

resort(リゾート)

行楽地という意味以外に「頼りにするもの、手段、方策」という意味もあります

ラストリゾート

そうです

試合における最終手段

もうどうしようもなくなった時の戦い方のレッスンをしたんです

 

レッスンした内容はね

そんなに大したことではないです

ダブルバックにしてひたすら繋げましょうね

基本的にロブでOK

相手にスマッシュをさせてノータッチを取られるまで粘りましょう

ってことをしただけです

 

皆さんのレベル、我々のレベルだとスマッシュを決め切るのは至難の業です

割り切って、腹をくくって、徹底的に粘るぞってすればね

なかなか決め切れるものではありません

普通にして勝てない、このままだと負けてしまう

っていう時にね

よっしゃ!ダブルバックにしてミスらせるぞ!

そうやって腹をくくってプレーしましょう

ということです

 

でもね

これもなかなかそうは出来ないみたいです

どうしてもね

いいロブを上げてやろう

甘いのが来たから打ってやろう

とかしてしまって、徹底したプレーが出来ない

腹をくくれないんです

 

どこかでまだ望みを持っている

いや、望みを持つのは悪いことではない

「自分のプレー」が通用する望みを捨てきれないでいる

これが問題

 

1-5になったら腹をくくらなければなりません

途中、何が起ころうとも徹底して粘るんだ

自分のプレーは通用しなかった

でもまだ試合は分からんぞ

最終手段で戦い抜くんだ

そういう切り替えが必要なんです

 

でもそれが出来ない

そういう練習が出来ていない

 

そうなんです

今回のイベント

そのレッスンで私が一番言いたかったこと

それは

準備不足

 

ダブルバック以外にも色々なプレーをしてもらったのですが

こういう最終手段がありますよ

このプレーの時はこうしましょうね

ということではなくて

そもそも、最終手段を準備しておきましょうね

自分のプレーが通用しなかったときに

違う術で戦う引き出しを準備しておきましょうね

ということです

 

その視点が足りない

「ラストリゾート」という発想自体がない

そのことが最大の問題だということです

 

なのでね

今回のイベントはね

「勝つためのラストリゾート」

この題名で募集をした時点でもはや完遂

その目的を達成したと言えるということです

 

試合のその場になってね

やばいやばい、どうしよう

って二人で作戦会議を開いても手遅れです

十分に準備する時間はあるでしょう

相手が強い時

太陽が眩しい時

風上の時

ロブばかり上げられた時

いつものプレーが出来ない時

相手が二人とも左利きの時

色々な状況を想定して

ペアとしての引き出しを増やしておく

最終手段も準備しておく

ということが大切だということです

 

試合に勝つ

試合を戦い抜く

やはりなかなか一筋縄ではいかないことです

だからこそ

二筋縄でも三筋縄でも四筋でも五筋でも

多くの手段を準備しておかなければならないのです

 

普段のレッスンからそういう視点で取り組んでみるのもいいかもしれませんね

 

それではまた

 

へばね~!