こんにちは
内藤です
日曜日のアカデミーレッスン
選手たちを叱咤しました
「やる気がないなら去れ」
と
いや、テニスをやめろ
ということでは全くないです
選手活動をするアカデミークラスには属さない方がいい
ということです
やる気がないのであれば
やっても無駄ですから
わざわざ選手活動などしなくても
テニスを通して成長することは出来ます
仲間と楽しくテニスをして
スポーツの素晴らしさに触れることは出来ます
それもまたスポーツの良いところです
そのもう一つ先の世界
自らを鍛錬して
周りと切磋琢磨して
スポーツの本質に迫ること
まだ見ぬ自分の可能性を見出すこと
選手活動をするのは
それ相応の覚悟が必要です
やはり「本気」で取り組む決意が必要です
本気かどうかは取り組み方を見れば分かります
一目瞭然です
やる気のある子とない子では
大きな差があるからです
それはそうです
取り組み方
その「行動」に大きな差があるんです
決意表明に差はないです
言葉には差がないということです
みんな言うんです
「私、本気なんです」
「やる気があります」
そう思っているからそう言うのでしょう
それはまあいいんです
言うのはタダです
その言葉が真実かどうか
それはその後の行動によってのみ証明されます
私は信用しません
「やる気あります」
という類の言葉
(あとは「すみません」という謝罪の言葉)
行動を見ればすぐ分かりますから
やる気がある子は
意地でもボールに食らい付きます
やる気がある子は
自然に声が出ます
本気で取り組む子は
フォアのフィニッシュで左手を添えます
コーチの言うことを聞きますからね
自分の爽快感
よりも
勝つためにすべきこと
を絶対に優先しますから
ボールも追わない
意地でも返そうとしない
声も出ない
左手も添えない
挨拶も大声でしない
準備体操も本気でしない
痛い部位(怪我)アピールする
やる気がないんです
本気じゃないんです
だからここを去りなさい
そう言っただけです
言葉では言うんです
「やる気があるんです」
じゃあ、やれよ
っていうだけです
やる気がある子は擦り傷など恐れずに
ボールに飛びつきます
強要はしません
嘘をつくな
と言っているだけです
本当にやる気のある子に失礼なことを言うな
と言いたいだけです
これは大人もそうです
「私、真剣なんです」
立派なことです
素晴らしい決意表明です
じゃあ、やりましょう
というだけです
まさか球出しの時に構えないなどあり得ませんよね
ってことです
別にいいんです
構えなかった時点で
あー、あの言葉は嘘だったのか
と私の方で判断するだけですから
初めに書きましたが
それでもテニスは楽しめる素晴らしいスポーツなのですから
言葉は重い
しかし
その人の本質が露見するのは
行動や態度によってです
言葉を口にする前に
本当にその意思があるかどうか考えましょう
もし
その言葉を発したのなら
自分の発した言葉に責任を持って
やり切る矜持を示しましょう
まあね
テニスは無理せず楽しくするのがいいと思います
それでも
やってやるぞ
と決意を持ったアカデミーの選手たちは
本気で取り組むようにしましょう
ということです
それではまた
頑張ろう日本!