こんにちは
内藤です
昨日ね
素晴らしいことを言っていた生徒さんがいたんです
以前は一日3レッスン受けれていたのに
2レッスンが限界になってきた
と
この発言の素晴らしいところ
何か分かりますか?
私は間髪入れずに言いました
それは素晴らしいことですね
って
3レッスン受けれていたのに
2レッスンで疲れるようになった
ついね
パッと思いつくのは
体力が落ちたのかな
ということですよね
でも
ちょっと考えれば
もう一つの可能性がすぐに浮かび上がります
言い方を替えてみましょう
以前は3レッスン受けられるような取り組み方をしていたけど
今は2レッスンでクタクタになるような取り組み方に変わった
どうですか
この生徒さんの本質が浮かび上がってきませんか?
体力が落ちたなんてことはない
本人もそう思っていたのかもしれないですが
とんでもない
私は取り組み方を見ていますから
確信を持って言えるわけです
2レッスンで疲れ切るほど
全力で励んでいるということ
以前よりも本気で練習するようになった
ということです
意識が高くなったということです
至極単純なことです
何となくレッスンを受けている人はね
10人90分のレッスンだと
余裕でこなせるわけです
3レッスン続けて受けても何てことないでしょう
本気で受けてる人は違いますね
全力で大の字ジャンプをして
全力で構えて
手出しの2球でさえ
センターから出て腰を落として打って
サッとセンターに戻ってもう1球を打つ
腰を落としたままサイドステップで反対の列に並ぶ
ウォーミングアップだけで結構汗をかきます
そうやってね
フルで90分やればね
2レッスンでクタクタになるでしょうね
1レッスンを物足りなく感じるのか
充実して感じるのか
その人の取り組み方次第です
厳しいレッスンも
優しいレッスンもありません
レッスンを受ける人次第です
物足りなく感じる人は
何でも物足りないんです
全力じゃないからです
私は毎日クタクタになります
充実感でいっぱいです
全力でやっていますから
手を抜こうと思えば
いくらでも抜けます
バレない自信もあるし
給料も変わらないし
信頼が落ちることもないでしょう
でもしませんよ
物足りなくなるからです
そんな人生はつまらないし
何だか時間の無駄のような気もしますから
おやつの駄菓子でも最高に感動します
マジでうめぇー
って
物足りなく感じることなんてないです
何でもそうなんです
充実するか
物足りないか
それは
どう取り組むか
どう考えるか
どう感じるか
その人次第です
充実感の基準は人それぞれですけどね
レッスンの目的も人それぞれ
上達したいと思う人は
1レッスンに全力を注ぐべきですし
みんなと楽しくしたい
楽しい時間を共有したい
そこに充実感を見出す人は
3レッスン4レッスンたくさん受けるようにすればいいのだと思います
皆に同じように与えられた器
しかし
それをどう感じ
どう活かし
どう充実させていくかは人それぞれだということです
本田宗一郎も
野村克也も
同じようなことを言っています
時間は平等に与えられるが
結果は平等ではない
と
しっかりとした考えを持って
一日一日
全力で自分を出し切るようにすれば
というよりも
そうすることでしか
活き活きと輝いて充実することは出来ないのだと思います
今回の生徒さんを見習って
充実した日々を取り組みたいものですね
それではまた
頑張ろう日本!