たとえ明日、世界が滅びようとも
今日、私はリンゴの木を植える
マルチン・ルター
こんにちは
内藤です
この言葉も私がすごい好きな言葉です
明日世界が滅びると分かっているのなら
リンゴの木を植えても意味などないです
一日で木が育つことなどあり得ませんから
無意味です
・・・
無意味・・でしょうか
いや、確かにね
意味はないかもしれませんが
意義はある
重要な価値がある
そこには力強い矜持がある
誰にでも出来ることではありません
やはり最後と分かっていたら
何か特別なことをしたくなるものです
でもしない
今までと同じように
いつもと変わりなく
未来を見据えて今成すべきことをする
リンゴの木を植える
ということ
日曜日
今期最後のレッスン
今年度最終レッスン
やはり年度が変わることもあり
進学などで退会する子が多かったんです
サンライズでのラストレッスンです
幼稚園の頃から通っている子もいました
本当によく頑張っています
楽しく真剣にテニスに取り組んでくれました
私も人の子です
危うく感情的になり過ぎるところでした
最後のレッスンで
不甲斐ないところを見せそうになりました
何とか留まりましたけどね
その子にとってはラストレッスン
しかし
何ら特別なことではありません
1レッスンです
たとえ明日、私のレッスンを受けることがなくても
今日私は、いつものレッスンをする
ということです
いつも通りレッスンをして
いつも通り終わりました
そしていつも通り挨拶をして別れました
それが私からの最後のアドバイス
力強いメッセージです
何があっても今成すべきことをしなさい
と
受け取ってくれたかは分かりませんが
私が見せることの出来る精一杯の矜持です
まあ、何の心配も要らないでしょうけどね
うちでテニスを続けてきた子たちです
私にやいやい言われて喰らいついてきた子たちです
みんなで楽しくワイワイやってきた子たちです
どんな苦境に立たされようとも
リンゴの木を植えてくれることでしょう
そして
いつでも前を見て
その木を大きく育て上げることでしょう
じゃあな
利旺、聡太、航平、一奈、奈琉美、楓、凜ちゃん
またどっかで!
それではまた
日本よ!大志を抱け!!