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判断基準

こんにちは

内藤です

 

昨日は国立校でイベントレッスン

 

女子ダブルスのレッスンをしたのですが

要項はこんな感じ

 

 

女子ダブルスで勝ちたい方のためのスペシャルレッスン!

もう一つ上のレベルで勝つためのショット・動き・考え方を、内藤コーチがズバッと指導致します!

 

※形式練習の1球目をバシッと打つ等、練習内容の理解力に欠ける方は参加しないでください。

レベル的に不安な方は、9時の回をご受講ください。

レッスン中に、理解力がない(無駄な質問が多い)、テニスのレベルが低い、素直に取り組まない(言われたことをしない)と内藤コーチが判断した場合、返金のうえコートから出てもらいます。その際は、何も言わずに10秒以内にコートから出てください。ご意見がある場合はレッスン後いつでも何時間でも応じます。予めご了承のうえご参加願います。

 

 

いつにも増して何やら厳しい感じ

というかもはや嫌な感じでしょ?

 

いや、まあ、やるからにはね

それなりの気持ちで臨んで欲しいし

 

あとは

そんなつもりじゃない人が間違って参加しちゃうと

それも何だか申し訳ないですからね・・

 

 

で、やったわけですよ

 

内容はいつも言っているようなことです

 

まずは

ダブルスだからって

形式練習とか連携を高めるとか

そんな上っ面はしませんよ

ということ

 

このブログでも何度も書きましたが

 

1+1=2ですよ

4にも5にもならない

だから5+5=10を目指しましょう

とにかく個々のレベルをあげましょう

そうすることで

高いレベルでの連携が可能になるんですよ

 

というところからやりました

 

(※「1+1=?」 「以心伝心」 「真の連携」 参照)

 

 

動きやショットの基本をしてから

 

ダブルスの練習

 

問題はここでしたね

 

伝えたかったことはシンプルに一つなんです

 

「人に気を配れ」

 

ダブルスにおける行動の軸

 

ポジションやらショットの選択に至るまでの自分の行動軸を

「人」を見て

「人」を察して

取り組みなさい

 

そうすることで

ダブルスの質がグンと上がる

試合でも勝てる側になれる

ということ

 

 

皆さんね

行動の軸が「自分」

もしくは「ボール」

なんです

 

自分がこのショットをしたいから

自分がこのポジションに行きたいから

ボールがここにある時は自分はこう動くべきだから

 

それだけではダメなんです

 

そう考えてプレーをする時もありますが

基本的には「人」で判断すべき

 

 

あの相手ならこのショットを嫌がるだろう

この相手ならここにポジションを取るべきだ

あのペアならセンターを狙うべきだ

ボールがここに来た時は相手はこう考えて、自分のペアはこう思うだろうから、自分はこのショットを選択すべきだ

 

この考え方が基本

 

ダブルス

に限らず

対人競技の発想の出発点であるべきなんです

 

そして

勝つ側の選手はこの発想が根本にあるんです

 

そのうえで

自分がすべきこと

自分がする行動の質を考えているわけです

 

 

要するにね

 

人に気を配れない人はダメ

 

今、皆さんのダブルスを見た時に

やはり人に気を配れていない

それはテニスがどうとかいう問題ではない

 

人としてどうかと思いますよ

 

とはっきり言ったんです

 

 

まあ、調布の方は知っていると思いますが

私はね

見識も良識もありそうな大人に対しても

はっきりそう伝えます

 

だって勘違いしていますから

 

そして

その勘違いを正すことでしか

その人のダブルスの質は上がってこないですから

 

 

じゃあ案の定ね

 

若干、紛糾したわけです

 

まあ、それはそうでしょうね

 

国立の生徒さんとはそこまで面識がないですから

 

まだそこまで信頼関係も出来ていないコーチからね

 

いきなり

あなた方は人としてどうかしている

 

なんて声高に宣言されると

誰でも拒否反応を示すでしょう

 

でも

昨日の生徒さんは素晴らしかったです

 

きちんと言ってきましたから

 

コーチはそう言うけど違うんじゃないか

人としてとかではなく、陣形の問題だろう

意見を言ってきてくれました

 

そうして頂けると助かるんです

 

さらにはっきりと指導出来るので

 

 

だから

その考え方が間違っている

 

本当の意味で気を配るとはどういうことか

 

対人競技やコミュニケーションにおいて

自分がすべきことは「人」によって決定するべきだ

 

 

 

結局ね

平行線をたどった感も否めないのですが

 

少なからず頭の片隅に違和感として

引っかかってくれたとは思います

 

その違和感が

いずれ

「あーなるほど、そういうことね」

となってくれると信じています

 

 

私が出来ることは圧倒的な熱量で伝えることだけです

 

皆さんのやる気を信じて

恐れずに

一歩も引かずに

真実を伝えることだけです

 

昨日の生徒さん達はやる気が半端なかったです

 

だから大丈夫でしょう

 

また次回レッスンする時を楽しみにしています

 

 

それではまた

 

頑張ろう日本!