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仕事の流儀

こんにちは

内藤です

 

昨日、痺れましたよ

 

NHKのプロフェッショナル仕事の流儀

 

よく見るんです

 

どんな仕事の人でも

ほんと凄いなーと思うんです

 

その道を究める

というのは一筋縄ではいかない

 

人の一生をかけて

その命を賭して

その覚悟があって初めてプロになれる

 

毎回唸らされるんです

 

 

最後のね

「プロフェッショナルとは?」

という問いもいいですよね

 

それぞれの仕事観

人生観

が表れます

 

その言葉にも

毎回頷かされる

心を熱くさせられるんです

 

ですが・・

 

昨日ほど痺れたのは初めてでした

 

心底

 

心の底から震えました

 

心の底から感嘆しました

 

 

昨日のプロフェッショナルは

当代一の刀鍛冶

吉原義人

 

まさに職人ですね

 

刀鍛冶のその仕事ぶりに密着していたんです

 

一振りの日本刀を仕上げるのに4ヶ月

 

その工程について

そのこだわりについてやっていたんです

 

やはり一番重視していたのは

初期工程の鍛錬

 

鋼を打って強くする工程

 

何度も何度も

何時間も

火を入れて叩いて

を繰り返す

 

鍛錬して鉄を強くする

 

ここで勝負が決まると言っていました

 

どの世界でも同じなのでしょう

 

基礎となる初期工程

 

ここが最も重要

 

日本刀で言うと鍛錬

 

鍛錬が最も重要とは納得のいくことです

 

 

まあ、そんなこんなを紹介して

日本刀の歴史や

刀鍛冶の世界のことなどをやっていたわけです

 

今回のその刀鍛冶の人はね

 

70代後半

いわゆる頑固な職人

というよりは

優しそうなおじいちゃん

という感じだったんです

 

ただ、仕事中に見せる眼光は半端なかったですけどね・・

 

 

今回もすごいなー

 

刀鍛冶なんて今でもいるんだなー

 

職人の世界ってかっこいいなー

 

なーんて思っていたんです

 

そこで最後の例の質問

 

 

あなたにとってプロフェッショナルとは?

 

 

刀鍛冶 吉原義人氏は静かに答えました

 

 

一生懸命いい物を作るのは当たり前

その技を後世に伝える

後継者を育てることがプロフェッショナルなのでしょう

 

 

そう言ったんです

 

これに痺れたんです

 

うっわーーー

って震えたんですよ

 

 

いや、言えます?

 

今までもいなかったですよ

 

やはり

自分の成している仕事

に目が行くものでしょう

 

自分が成していることへのこだわり

周りの人への影響

 

自分を中心とした「平面的」な視点

もしくは

自分自身の歴史や内面に対する視点

 

そこを考慮して

プロフェッショナルとは何ぞや

 

という問いへの答えを導く

 

 

それが普通です

 

でもこの人は違った

 

そこはやはりね

刀鍛冶という伝統工芸を担っているという矜持があるのでしょう

 

いや

その矜持「しか」ないんです

 

そこに震えたんです

 

自分の仕事など二の次

やって当たり前

鍛錬して当たり前

 

問題は後世に伝える事

 

もはや仕事を捉える視点が

平面的でもなく

自分に向いていることもない

 

自分は

刀鍛冶が紡いできた時代の一部に過ぎない

 

それをきちんと

さらに繋いでいく事こそが

それだけが

自分の果たすべき仕事だ

と自負している

 

 

この人ね

 

70後半にして未だに現役なんですよ

 

最高傑作を作るべく

日々何時間も仕事をしているんです

 

自分の仕事に対するこだわりも尋常じゃないんです

 

 

でも違う

 

プロフェッショナルとは

あくまで時代を流すこと

 

そのたすきを

次の世代へと渡すこと

 

刀鍛冶という仕事

 

その主役は人ではなく

当然に日本刀である

というまさに職人魂

 

日本の伝統工芸を守る職人の

その胆力の一端を垣間見ることが出来ました

 

 

私も見習おうと思います・・

 

後継者

というわけではないですが

 

自分の仕事や思いが紡がれるように

 

そのために

まずは自分の仕事や思いが

誰かの為になる、恥じぬものになるよう

日々鍛錬を怠らないようにしたいと思います

 

 

思っています・・

 

今は・・

 

昨日のテレビの影響で・・・

 

いつまで続くかな・・・

 

 

それではまた

 

頑張ろう日本!